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恋愛漫画はややこしい~集まれ! 恋する妄想族~

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いつもお世話になっているアメトイ好きの会、アベンジャー・ずの面々。その1人に新生璃人さんという映像監督がいるんですが、その方が作った映画が池袋で5/10から1週間レイトショー公開されています。先週の土曜日はその初日という事で、魂の夏コレに行った後、他のメンバーと一緒に見てきました。

本編のほか、監督が以前作った短編作品も日替わりで同時上映されており、結構なボリュームになっていました。

って事で、以下ネタバレありの感想。

【閲覧注意 私ノ最期ヲ見テクダサイ 予告編】

新生監督が作ったBeeTVドラマの予告編。1月のアベ会の時に薦められたものの「Jホラーは精神的にキて、後を引くから勘弁してくれ」って言ったのにいきなり始まるもんですから、予告だけでもかなりビビりました(『呪怨Vシネ版』『ノロイ』はそれぞれ1週間引きずった)。

監督、ホントひどいッスよ。

んで、怖いの駄目なクセに興味はあるから、予告見たら見たで本編が気になっちゃうんですよねえ。いやはや、どうしたものやら。

【BONSAI GIRL】

30万円で作ったという低予算映画。「(上手くやり繰りして)金がかかっていない映画」と「(単にケチって)金をかけていない映画」ではクオリティに雲泥の差がありますが、こちらは前者の印象が強いです。安っぽさは感じられませんでした。

タイトルですぐに分かると思いますが「凡才」と「盆栽」をかけてます。主人公は芸能界で花開く事を夢見る女性。・・・・・・と聞くと、主人公に才能が無くて結局は挫折していく的なストーリーを予測します。まあ、実際大成はしないんですが、そういう話ではなくて終盤でいきなりスナッフムービー(注:もちろんフィクションです)に早変わり。この作品「凡才“な”ガール」で「盆栽“が”ガール」だったんですね。単なる言葉遊びだと思ってたので、衝撃展開に驚きつつも感心しました。

んで、良かったのが終始淡々とした画面運び。絶対にハッピーエンドはあり得ないなあという空気を出しつつも、主人公がダラダラと緩やかに堕ちていくのかなあと思わせておいての急展開。この手のジャンルの始祖、ハーシェル・ゴードン・ルイスの作品は、映画としての予定調和を感じさせないストーリー展開と、そこに不安を感じている観客を一気に驚かせる残酷描写が評価されていたと聞きますが、そういったものを感じさせる作品でした。

まあ俺ハーシェル作品一つも見た事ないですけどね。

また、主人公と加害者側の温度差もそういった展開に花を添えていました。手馴れた動きで主人公を*しちゃう集団は、明言はされていなかったものの、今までも何度も人を*しているのでしょう。その瞬間まで彼らは実に自然に振る舞い、これから行う事への躊躇を一切感じさせません。彼らにとっての日常と主人公、観客にとっての非日常、この対比が上手く表現されていて、画面にリアリティを与えていました。

けど、ジャンル的には全然オッケーなんですが、いきなり話がアレな感じになったのにはビビリました。まったく、こういうのを見る時は、こっちも心の準備が必要だってのに。

監督、ホントひどいッスよ。

ところで、ああいう時に指からいくのって、やっぱり『SNUFF』へのオマージュなんですかねえ。

【恋愛漫画はややこしい ~集まれ! 恋する妄想族~】

これまでとは打って変わって、いわゆる残念系ラブコメ。残念系ラブコメと言っても萌えアニメとは違い、本当に残念な浪人生のお話で、ラブ要素は主に主人公が愛読する少女マンガ&主人公の脳内で繰り広げられる物。現実世界ではほとんどヒロインと絡まないってのが斬新でしたね。所々で笑えるポイントも散りばめられていて、最後まで楽しく見ることが出来ました。

特に笑えるポイントは主人公と妹のやり取りです。リアル妹がいる人なら分かる、兄妹のあの険悪なムード。と言いつつも、血がつながっているからこそ時折見せる妹の微妙な優しさ(オレんちにはそんなん無かったけどな!)。この関係から来る2人の掛け合いが絶妙でした。また、主人公が少女マンガを読む時のニヤついた表情も、キモくて素晴らしかったです。やっぱ少女マンガを読む時は、あんな風にニヤつかなきゃダメですよね。『BONSAI GIRL』もそうでしたが、現実パートはリアリティのあるシーンが多かったです。漫画&妄想パートにも笑える要素は多かったんですが、こっちは漫画&妄想という事で「んなワケねえ」的なストーリーが続き、細かい部分というよりも展開そのもので笑わせるようになっていました。現実パート、妄想パートそれぞれにカメオ出演している監督の好演も見応えがあります。

そして受験も漫画も全て終わり、主人公が現実に目を向けて前に進もうとした矢先のあのオチ。思わず「ああ、あるある」と感じずにはいられないオチが、締めくくりとしてはこれ以上無いものでした。あのオチで作品全体が上手くまとまっていたように思えます。

って事で、予想以上に楽しい時間を過ごす事が出来ました。監督は仕事柄忙しいので、飲み会に参加する事も少ないですし、面識があるってくらいで会話した事もほとんど無いのですが、今度会った時には是非「面白かった!」と伝えないといけないですね。

にしても、知ってる人間のこういう才能を見せ付けられると、自分の凡才っぷりが嫌になる今日この頃。まあ、オレを盆栽にしようと思う酔狂な人はいないでしょうけどね。


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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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コメント

ありがとうございました!!

モンドさん

ご観劇ありがとうございました!!
そして素敵なレビュー、ありがとうございます!!

キャスト&スタッフにも見せました。
みんな喜んでました^^

今後もがんばりますので、どうぞよろしくお願いします!!
また、アベンジャーず会議でも引き続き、よろしくお願いいたします!!

>アラオ監督

こちらこそありがとうございました!!
実に楽しい映画でした。

次はどんなジャンルになるか予想がつきませんが、次回作も期待しています。
今後も頑張って下さい!
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モンド

Author:モンド
オレの自堕落なオタク生活をグダグダと書きなぐるブログのつもりが、気付けば微妙に古いアメトイメインのブログに。どうしてこうなった!

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