職場に声優がきた!
しかも、オレの部下!!
え~、全部終わった話だから書いちゃっていいと思うんだけど、ウチの職場に本業で声優やってる人が副業でしばらく入ってたんですわ。まあ声優と言っても、アニオタ歴がそこそこあるオレが全く知らないくらいの人ですから、無名声優と言って差し支えないんじゃないかと思うんですが、一応アニメとか映画の吹き替えとか出てるみたいで。そんで、オレは職場じゃ自分がオタクだってのはカミングアウトしまくってるから、じゃあそこに入れるかって事でオレんとこに配属されたワケですよ。
コイツがまたビックリするほど仕事が出来なくて非常に困りましたわ。客の話はちゃんと聞かねえし、何かの処理をさせればミスだらけでオレの残業時間を増加させてくれるし、何より声優なのにまともに敬語が使えないという体たらく。本当に大変でした。
でも、やっぱり声優なんだなあと感じたのは、話している言葉は聞くに堪えないレベルなのに、声がいいので不思議とムカつかないという事。よくクレームにならねえなあと思いながらも感心してました。
んで、こないだそいつが辞めたんですが、辞めた理由が「収録の時に『話し方が〈オレの職業〉みたいになってる』とダメだしされて、本業に影響が出るのはマズイから」というもの。後になってその話を職場の他の人にしたら、誰もが口を揃えて「アイツの何処が〈オレの職業〉っぽい喋り方なんよwww」&「そこを演じ分けるのがプロなんじゃねえの?」と言ってました。もちろん本人には言いませんでしたが残念ながらオレもそう思います。
上記の事からも分かるように、職場におけるそいつの評価は極めて低く、辞めたと聞いた時は誰もがオレに祝福の言葉をかけてくれるほどでした。オレ自身はそこまで低い評価はしてなかったし、喋り方も最後の方は相当マシになってたと思うし「部下に声優がいるオタク」というネタ的に面白いステータスが無くなったのが勿体ないと思うので、それなりに惜しい事をしたとは思ってますが、本業に影響が出るんじゃ仕方ねえかと。もしかしたらそれは建て前で、実際の理由は「オレにイビられるのが耐えられなくなったから」なのかもしれないですけどね。
でもまあ色々と面白い話も聞けて楽しかったですよ。エロゲとそれ以外で同じ名前使ってるとNHKの仕事が来にくいとか、〇〇〇〇(ベテランかつ実力派声優)は副業で飲み屋やってるとか、国民的アットホームアニメの〇〇さんの役は一年やったら幾らもらえるとか(演じてる人が超大御所声優だってのに、ありえねえほど低い額でした)、ぶっちゃけ白石稔は上手い事やりやがったと思ってるとか、普段聞けないような事を色々と教えてもらって、オタクとしては充実した時期だったかなあと思います(誤解の無いように言っとくけど、オレ個人としては白石稔は嫌いじゃないし、喰霊の時とかも普通に良い仕事してたと思うよ)。
しっかしまあ、昨年度は警察とマスコミに自宅アパートを包囲されたり、職場に声優が来たりと激動の一年だったなあ。それでいて、オレ自身に関してはいつも通りのグダグダライフだったってのが、オレの平凡な運命を暗示しているようで嬉しいような悲しいような。
あ、念のため言っとくと、そいつ男性声優ですから変なフラグとかは立ちませんでしたよw
まあ、今日はエイプリルフールだったりするけどな。
と言いつつ、実話なんだけどな。
スポンサーサイト
トラックバック
コメントの投稿
コメント
>まあ、今日はエイプリルフールだったりするけどな。
最後までわくわくして読んだらそんなオチですかw
最後までわくわくして読んだらそんなオチですかw
>ヘディン様
まあそんなオチですよ、・・・・・・多分ね。
まあそんなオチですよ、・・・・・・多分ね。
最後の最後で…。
チクショウッ!
チクショウッ!