宇宙を駆ける黒人ヒーロー

久々のフィギュアレビューだというのに、何て微妙なアイテムチョイス。

今日のフィギュアはDC Direct Alex Ross Justice League Series 7 Green Lantern です。カートゥーンネットワークを見てる人にはアニメ版ジャスティスリーグでお馴染みのDCキャラを買ってみました。
って事で、毎度のように知ったかぶった解説。グリーンランタンは宇宙全域を守護する超警察機構、グリーンランタン・コーズに所属する隊員の通称で、全宇宙には約3,600人程度の隊員がいます。基本的には1セクターに一人の隊員を配置する事になっているのですが(一度壊滅した後で再結成して以降は1セクターに二人で約7,200人)、諸々の事情により地球のあるセクター2814には複数のグリーンランタンが存在しています。
今回のフィギュアは3代目グリーンランタンことジョン・スチュアートさん。一番有名かつ最強のグリーンランタンは2代目のハル・ジョーダンというキャラなのですが、アニメ版ジャスティスリーグには黒人だからというアメリカ特有の事情でジョン・スチュアートの方が選ばれたようです。
余談ですが、DC作品のアニメでは作品によって登場するグリーンランタンが異なっており、ザ・バットマンでは2代目、ジャスティスリーグでは3代目、ブレイブ&ボールドでは4代目、スーパーマンでは5代目のグリーンランタンが登場していました。

中身は本体とランタンと台座。設定ではランタンはバッテリーとなっており、そのエネルギーをリングに充電する事でグリーンランタンは力を行使する事が出来ます。







塗装レベルがメチャクチャ高いです。顔に至っては実際の人間かと思うほど。髪型はアニメ版と異なり80年代チックになっていますが、このオッサンは作品によって髪型が違うんで気にする事でもないかと(アニメ版ジャスティスリーグではラッパーっぽい髪型、その続編ではスキンヘッド&ヒゲ)。

右手には指輪。
ランタンのエネルギーはこの指輪にチャージされ、エネルギーはビーム状に投射したり、念じたものを具現化したりすることが出来ます。 この具現化レベルが半端ない。バリアとして全身を覆い、指輪をはめた人物に飛行能力を与えたり、ビームを出して敵を攻撃するのはもちろん、乗り物、動物などありとあらゆるものに変化させる事が可能です。 つまり装着者の想像力によっては、2次元キャラを現実化させて「俺の嫁!」と言い放つ事も可能なのです。

ランタン下部にはグリーンランタン隊のエンブレム。

グリーンランタンは24時間に一度ランタンから指輪にエネルギーをチャージする必要があり、エネルギーが切れるとただの人間と変わらなくなってしまいます。と言っても、スチュアートさんは元海兵隊員なので生身でもかなり強いですけどね。

可動は・・・まあ・・・その、何だw
肩はそこそこ動くのですが、腰は回転しないし下半身の可動はグダグダだし(可動範囲は画像ので精いっぱい)、アクションフィギュアと名乗っていいのか怪しいくらいです。グローブ部分に回転軸入れてくれるだけでも結構印象が違ってたんですけどね。
まあ、可動を重視するとデザイン上どうしても分割線が目立つので、やむを得ない措置かなあ。ここのメーカーのフィギュアが「見た目>可動」なのは今に始まった事じゃないし、そう思わせるくらい造形レベルは高いですからね。
以下、他のフィギュアと適当に。


この敵キャラはシネストロ。元グリーンランタン隊の最強メンバーだったのですが、力に溺れ悪の道へ進んだキャラ。2代目ランタンことハル・ジョーダンの宿敵。


このキャラはスターサファイア。ハル・ジョーダンの元カノで普通の人間なのですが、魔法のサファイアに取り憑かれてこんな60年代SFチックなファッションに。オマケに奥さんを殺害されたという事でジョン・スチュアートにとっても因縁深いキャラクター。アニメではそういう因縁がなく、奥さん(ただしアニメでは結婚しておらず師匠みたいな存在)も生きてるので単なるザコ要因でした。
この2体は単体でフィギュアレビューするにはあまりにマニアックなキャラなんで、ここでサラッと紹介する程度で。

なお、この2体に付属する台座がグリーンランタン隊のエンブレムになっており、このフィギュアとの相性が非常に良いです。
以上、3代目グリーンランタンでした。フィギュアレビューというよりキャラ紹介っぽくなりましたが、アクションフィギュア的には語る事がないんで仕方ないですかね。
さてと

アニメ版ジャスティス・リーグ結成まで あと4人。
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